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湯たんぽでリンパ球増加
湯たんぽで温める!
湯たんぽは、一般に冬の寒い時に、布団の足下に入れて睡眠中に用いられる暖房器具の一つです。金属、あるいはポリエチレン、プラスチック、天然ゴム製などの容器があり、これにお湯を注いで、お湯の暖かさに触れて暖をとるものです。
電気アンカなどに比べ、色んな利点が挙げられます。
1.皮膚が乾燥しない。
2.乾燥しないので、咽が乾かない。
3.ポカポカと自然な暖かさ。
4.電磁波が発生しない。
5.電気代がいらない。
6.震災時でも安全。
7.安価なので人数分揃えやすい。
8.翌朝まで温かさが持続。
9.屋外でも簡単に使える。
10.入院中でも使える。
このように、湯たんぽは利便性が高く、経済的で誰でも手軽に使えます。
湯たんぽで冷えた部分を温めることで体調を整え、痛みを和らげるなどの効果があります。睡眠中だけでなく、いつでも使えるお勧めの温熱療法といえます。
多くの病院では、冷えに対する特別な治療はしていませんが、東洋医学では、冷えは病気とは切っても切れない関係にあります。
体が冷えると血液の流れが悪くなるため、病気になりやすいことは、明らかです。ガン患者のほとんどは低体温の人が多く、体が冷えていても冷えを自覚していなかったり、そのままにしていることが問題と言えます。
湯たんぽによる温熱療法
手足がいつも冷えている人は内臓も冷えているので病気になりやすいか、すでに病気であると東洋医学では考えるのです。
がん患者は100%、つまり例外なく体温が低いと言います。重要なのは、血液の流れが免疫力に密接に関係していることです。その免疫力の中心的な担い手が血液成分のひとつである白血球です。
白血球の35〜40%を占めるリンパ球には、風邪やインフルエンザのウィルス、ガン細胞などを撃退する強い力があります。
この
リンパ球が1,000個以下だと「リンパ球減少症」という免疫力低下の病気で、ガンを発症する危険が多くなります。
東京女子医科大学付属青山自然医療研究所クリニック講師の斑目健夫先生の「
がんにならないがんに負けないための本
」によれば、『リンパ球減少症と診断されたガン患者に対して、湯たんぽによる温熱療法を試したら、9人中9人がわずか数日間で全員、リンパ球が増加したといいます。
乳がんのある女性の患者さんは、湯たんぽによる温熱療法を2日間行ったところ、リンパ球が670個から2434個と3倍以上増えたといいます。その後、脳とはいに転移していたガンの消失が認められたということです。
ある腎臓癌の患者さんは、当初リンパ球が1,500個ほどしかありませんでしたが、湯たんぽによる温熱療法を3日間続けただけで、2,700個まで増えといいます。
まだまだこのような例はありますが、以前は増やす方法がないと言われたリンパ球ですが、
湯たんぽを使って体を温めればリンパ球が増やせることが臨床でも明らかになった』といいます。
湯たんぽによる温熱療法のコツ
湯たんぽを使った温熱療法の基本は、冷たくなりがちな手や足ではなく、お腹・太もも。お尻。二の腕を温めることが大切です。これらの部位は、筋肉の量が多く、血流を促す働きを担っているからです。
また、下半身を温めれば、足から心臓へ戻る血液量も増えます。湯たんぽに入れるお湯の温度は、大体100℃です。
お湯を入れた湯たんぽは、肌に触れたとき、熱すぎてもいけません。大体、肌に触れたとき、50℃前後がいいようです。
この熱さ加減は、お湯の温度を加減したり、湯たんぽのカバーを巻き付けたりして、温度調節をして下さい。
それから、下図に示すようにおなか、太もも、お尻、二の腕の4ケ所にあてて、一個所でも気持ちいいと感じたら、その部分が冷えている証拠となります。
低温ヤケドを防ぐために、おなか、太もも、お尻、二の腕を各3〜10分ずつ繰り返し暖めるといいでしょう。
湯たんぽ療法の注意事項!
湯たんぽを使用する場合には、いくつかの注意事項があります。
一つ目は、汗をかくほど暖めないことです。湯たんぽで同じところばかり、温め続けると汗をかくことがあります。
汗をかくとその気化熱のために、かえって体を冷やしてしまうことになります。暖まったら、ほかのところを温めるようにして下さい。
二つ目は、お湯が冷めてしまった状態で使用しないことです。体温程度の温度では効き目がありません。
三つ目は、低温火傷に気を付けることです。10分おき位で位置をずらすといいです。特に、皮膚の弱い人や高齢者の人は、カバーでくるんだ湯たんぽを更にタオルなどで包んで使用するよう注意して下さい。
湯たんぽを使用する個所によって、湯たんぽの大きさや形状が使い分けできます。最近ではいろんな湯たんぽが市販されていますので、お気に入りの湯たんぽを選ぶことができます。
湯たんぽをお求めの方に!
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