遂に公開された!厳しいがん治療の現実
読売新聞2016/1/21付で、全国32のがん専門病院で作る「全国がん(成人病)センター協議会」が、がん患者の10年生存率の調査データ(1999〜2002年、16病院の約33000症例)を発表しました。(出典:読売新聞2016/1/21付)
これによれば、5年生存が治癒したかどうかの一つの目安とされていますが、肝臓がんや乳がんなど、がんの種類によっては、5年以降も生存率が下がることが初めて数字で裏付けられています。
ここで、注目すべき点はステージ3からステージ4に上がると、生存率が極端に低くなっていることです。
このようなデータの公開により、がん患者さんや家族の方は、ショックを受けられることも懸念されますが、これが現代における「がん治療」の実態であることには違いありません。
がんの部位によって生存率には大きな差があることもよく分かります。がんの進行が遅く、時間がたってから再発を繰り返すケースもあります。
このような現実を踏まえて、常日頃から「がんに対する知識」を深めておくことが必要性ではないでしょうか?
現在、3大がん療法の治療効果を高めるために、がんの栄養源を絶つ治療法として「糖質制限食」、「ケトン食」という治療法があります。
この栄養療法はすでに、がんの学会にも発表されており、
がん免疫栄養ケトン食療法は、ステージWの転移や再発がんにも高い治療効果が確認されています。詳しくは、
こちらからご覧になれます。
知っていますか?がん治療の現状
西洋医学のやり方は50年、60年前も何ら変わらず、手術、抗ガン剤、放射線療法の三大療法が中心です。転移ガン(本物のがん)には、抗ガン剤や放射線療法は効かない。さらにガンの治療にしても誤っているとしかいいようがありません。この三大療法は手術を除いて、極めて問題があります。
問題は、手術しても取り切れなかったり、手術しても転移していたケースです。あるいは、始めから転移がある場合です。この場合、通常、抗ガン剤か放射線のどちらかしかありません。
この抗ガン剤や放射線治療は、転移のある患者には必ずといっていい程行われます。しかし、果たしてこの2つで治ることはあるのでしょうか?治ることは不可能に近いです。
これは、米国立ガン研究所(NCIや米国議会技術評価局(OTA)ガン問題調査委員会をはじめ、多くの西洋の医師連も認めています。製薬メーカーや医療現場の医師から「治療は成功したとよく言うではないか?」と反論がありそうですが、奏功と治癒とは全く違います。
なぜなら、医師の「治す」という意味には、がんの進行が止まったり、がん細胞の縮小などがあり一時的も症状が改善すれば「治療効果があった」とされていているからです。患者が「がんは治った」と思うのとは違うことに注意が必要です。ですから、いつ再発や転移があっても不思議はありません。
抗ガン剤の奏功率に関しては、ガン腫が4週間後X線で1/2以下に確認された時に使われる言葉であり、治癒ということではありません。4週間以上経って、ガンが再び増大し、死に至っても、この抗ガン剤は奏功したと言って良いという基準があることに問題があります。
つまり、抗ガン剤で一時的にガン腫が縮小しても、再びガンは勢いを盛り返し、全身にガンが転移することが極めて多いのです。
そこで、今度は違う抗ガン剤投与になるのですが、その時は、ガン細胞は耐性を持ってしまい、その抗ガン剤は、今いち効きが悪くなります。
こういったことを繰り返す内に、抗ガン剤は効果がなくなり、同時に免疫もほとんど低下してしまいます。その結果、取り返しがつかないことになるパターンが繰り返されます。西洋医学は対症療法であるがゆえに「治すのではなく、その場をしのぐこと」なのです。
ガン転移 ⇒ 抗ガン剤 ⇒ 一時的に効果 ⇒ 再び増大 ⇒
違う抗ガン剤 ⇒ 無効 ⇒ 死
つまり、抗ガン剤を投与すると免疫が低下し、手のつけようがなくなるのです。しかし、抗ガン剤も放射線療法も未だに多用されているのです。
今のがん治療に反旗を掲げた第一人者とも言うべき、、慶応大学の近藤誠先生は、
「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人、このようなタイトルの著書を書かれています。
ガンか否かの診断は誰が決める?!
そもそも「がん」であるかどうか、一体誰がどのように決めているかご存じですか? 「主治医」が「レントゲンや血液検査などで診断した」と思っているのではないでしょうか。しかし、それは必ずしも正しくありません。一部の例外を除き、最終的にがんか否かの診断を確定できるのは「病理医」という医師なのです。
病理医といってもピンとこない方も多いと思います。日本人女性宇宙飛行士第1号の向井千秋さんのご主人、向井万起男さんが現役の病理医として有名ですが、日本ではまだまだ認知度が低いのが現状です。それもそのはず、「がんの専門病院」なのにもかかわらず、病理診断を行う病理医がいないという憂うべき現状なのです。
そのため、多くの医師には病理診断のプロセスなどについての知識があまりなく、今だに病理診断を血液検査や尿検査のように単純に数値などで出るような検査の一種と考えている医師や病院経営者も少なくありません。
病理医の主な役割は、がんなどの病気の疑いがある組織や細胞を顕微鏡で見て、病気を診断することです。これを「病理診断」と言います。主治医が問診やレントゲン検査などいろいろな方法でがんと思われるもの、つまり容疑者を捜しだす「警察官」だとすれば、病理医はその容疑者がクロなのかシロなのかの最終判決を下す、裁判所の「裁判官」のようなものと言えます。
医療現場では、外科の主治医主導による「がん判定」が行われているのがほとんどです。放射線科の先生も、「がん判定」には欠かせない存在です。しかし、実際には主治医の意見が最も重要視されるのが現状です。
このような現状から、
近藤誠先生は、がんであっても悪性でない、生命に関わらない「がんもどき」まで、「がんの標準治療」である「手術、放射線、抗がん剤」がまかり通っていると警鐘を鳴らしておられます。
がんと診断された約80%以上の患者は「がんもどき」の疑いがある。
いずれにしても、共通する病理医の最も重要な役割は、正確に「がん」を見極めることです。そして、この「がん」の見極めこそ「がん判定」に求められる現在の大きな課題なのです。病理医不足の問題が解決するまでには、しばらく時間が必要でしょう。
今、日本では良くも悪くもがんについてのいろいろな情報があふれています。視点はさまざまですが、その多くでは、「がん」=「死(不治の病)」として扱われています。そして、がんを克服した人を「奇跡の生還」などと、まるで三途の川を一度渡って戻ってきたかのように扱います。
がんの実像は語られずに「がんの恐怖」や「がんの特効薬」、「がんの名医」といったことだけが過剰にクローズアップされる現状に不安と戸惑いは隠しきれません。
ガンは全身病?!
西洋医療のシステムとは、「まず、診断して病名を付ける」、続いて、その「病名に基づいて治療する」というものです。これはこれで良い所もありますが問題は、「予防をしない」、「薬漬けになる」という2つの事実です。
西洋医学では、「病気の原因は何か」という探求には時間をあまり割いてはいません。実は「原因は膨大過ぎて、その原因をいちいち考えていたのでは到底時間が足りないので、罹った病気に対処すれば良い」と考えているのです。
大学病院を頂点とする日本の西洋医療は正にその典型です。それゆえ、医師自身どうすれば、予防できるかには力点をおいていません。
病気の原因は何かと問われると、「ストレス(思い)が最大の原因」となります。次に重要なのが「食べ物」です。動脈硬化になっている子供も増加傾向にあり、これらの原因も悪癖としか思えない食生活です。
正しい食の改善を強く呼びかけなかったから、子供の生活習慣病(少し前までは「成人病」と呼んだ)が起きています。ちなみに2007年現在、何とこの日本が、小児ガンは世界で一番多い国になっています。医療機関は、病気の予防法を余り教えないため、ガンが減るはずもありません。このことがガン急増の最大の原因といえます。
正しい食の摂り方、ストレスの少ない環境づくりによって、ガンをはじめとする、いろんな病気の予防や改善につながります。がんは、からだの特定の部位に発症するから、その部分だけに注目するのは基本的に間違っています。木を見て森を見ずです。
お釈迦さまは、こう言っています。「内に因あれば、外に縁あり」と。外から来る原因(主に食事)と内(思い「ストレス」)から来る原因です。古代中国もすごいけど、これは立派な医学であり科学です。
あなたがもし、がん患者だったら、自分はがんという症状を消そうとしているのか(症状治療)、原因を排除しょうとしているのか(原因治療)、どちらを望んでいるかを考えて見ることは大切なことです。なぜなら、症状治療は医者(他人)任せ、一方、原因治療は自分の「撒いた種は自分で刈取る」自己責任の違いがあるからです。
いま、起こっていることは、これまでに自分が食べたもの、思ったこと、行動したことのすべての結果として現れるものです。他人任せにしては、一時しのぎはできても、本当に健康になれることはあり得ません。医師をはじめ医療は、一時的な健康障害を支援している存在でしかありません。
「いいとこ取り」の健康法を推奨する理由はここにあります。すべては自分の内にあるものから出ているのですから、内なるものをできることから、コツコツと地道にやっていくことが「幸せと健康」をつかむ捷路です。あなたも、
「いいとこ取り」の健康法に取り組んでみませんか?