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ガン克服のための非科学的療法

 

 


治療とは何か? 治るとは何か?


 治療とは、ある処置をすることによって病気が治るか、あるいは進行を止めるという意味です。ところで、病気を治すという意味で、「治すとは」どんな意味でしょうか?

 実は、がんを「治す」という意味は、がんが完治することではないのです。「治す」と言う言葉を聞くと、ほとんどの人は、「完全に治るとか、完治する」という意味にとってしまいがちですがそうではありません。

 病院や医師たちの間で、がんを「治す」という意味には、次の4つの解釈があることに注意して下さい。

1.完全治癒・根治


2.寛解(いったん、ガンが消えた状態)


3.がんが縮小して症状が軽度になる状態


4.がんの大きさに変化はなくても進行が止まり、症状やQOL
  (生活の質)が改善する状態


 などです。要は「治療効果がある」とされることであれば「治すこと」になるということを知っておくことが大切です。即ち、患者が「治った」ということと、治療者側から「治す」という意味はこれだけの違いがあるのです。

 このように医学的に治すということは、1.以外は患者にとって病気が完治したことにはならないのです。西洋医学は、悪いところを取り去り、痛みを抑えるという対症療法である限り、完治を100%医療に期待することはできません。

絶えない民間療法


 日本には、古くから「とげぬき地蔵」「石切神社」など多くの寺社が病に効くとされて、今日でもお参りする人は絶えません。とげぬき地蔵は、広く厄除け、幸福を招くの地蔵として信仰されるようになったものです。

 石切神社は、病気平癒にご利益があるとされ、今も多くの人々がお参りに訪れています。石切神社の名は、どんな岩でも切り、刺し貫くことの出来るという剣と矢をご神体として祀っていることに由来しています。

 このように御利益を信じて、お参りする人たちが絶え間ないという事実から考えると、「お祈り」をしたり、「おまじない」を受けたりすることによって、病気が癒されるとすれば、それは一種の非科学的「治療」とみてもおかしくありません。

 難病や業病といわれる病気を除けば、病気の原因はかなり明らかになってきている今日では、お祈りやおまじない、民間療法は非科学的、非近代的ということで、片隅に追いやられた感があります。

 ところが、病気の原因がわかるようになった19世紀半ば以降、150年経った今でも人々の気持ちという観点からすれば、祈りおまじないは非科学的とは言え、かなり有効な手段であり続けているのが現実です。

 病気やいろんな症状によって、恐怖感や不安感が伴うことから、祈りやおまじないが心の癒しとして、人々の支えとなっているのでしょう。

 世界的宗教観からみれば、教会で礼拝に集うキリスト教徒、ガンジス川を聖なるものと崇めるヒンズー教徒、メッカの巡礼の旅に出る回教徒などの姿からしても、やはり、人間の心の中には、漠然とした不安や恐怖があり、それを癒したいという気持ちは万国共通のものかも知れません。

 人間とは不思議なもので、ただのメリケン粉やブドウ糖を与えただけで治ってしまう病気も少なくありません。例えば、「痛み」については、80%がメリケン粉で治ってしまうという見方の医師もおられます。

 血圧にしても、「これは良く効く薬ですよ」といってメリケン粉を渡すと、やはり、80%が治ってしまうと言います。このような効果を「プラセボ効果」といいます。

 薬の効果を確かめるための「臨床試験」というものがあります。その中で、本物の薬と、それに似せて作った偽の薬を用意して、Aさんには本物を、Bさんには偽物を飲んでもらいます。この時、AさんもBさんも、自分がどちらの薬を飲んでいるかは分かりません。

 本当は、偽物の薬を飲んでいるBさんも、本物を飲んでいると思って飲んでもらうのです。そうすると、Bさんは、偽物の薬を飲んでいるはずなのに、病気がよくなったりすることがあるのです。この偽物の薬のことをプラセボといい、プラセボを飲んで病気がよくなることをプラセボ効果というわけです。

 プラセボとは、ラテン語で「あなたを満足させてあげましょう」という意味だそうです。人が薬を用いる時には、期待と希望がかけられています。その期待と希望で、病気の8割くらいは良くなってしまうのですから、不思議です。

 科学的でないと否定する方は別に信じなくてもいいことですが、世の中は『理外の理』で動いていることも事実です。そこで、まだ現代科学では証明できない、いくつかの非科学的療法を少しくご紹介します。

 1.ドイツ振動医学(波動共鳴セラピー)
 2.祈り(念ずる心)
 3.おまじない(ハンドパワー)
 4.クンバハカ(お尻締め)

ドイツ波動健康法

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祈り(念ずる心)

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